
スマホやノートパソコン、電気自動車ってどうしてあんなに小さいのに長く動くんでしょうか?
答えは「リチウムイオン電池」にあります。
- 目次
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- 1.リチウムイオン電池ってどんな電池?
- 2.電池の中はどうなっているの?
- 3.他の電池と何が違うの?
- 4.いいところと注意するところ
- 5.発火の危険ってあるの?
- 6.まとめ
リチウムイオン電池ってどんな電池?
リチウムイオン電池は、「何度でも使える電池」です。
リチウムという軽くてパワーのある金属を使っているので、小さくてもたくさんの電気をためられます。
たとえばスマホ。毎日充電しても長く使えますよね?あれも、この電池のおかげです。ノートパソコンや電気自動車もリチウムイオン電池があるから小さくても長く動くんです。
電池の中はどうなっているの?
リチウムイオン電池は、正極・負極・電解液・セパレータの4つでできています。
- 正極と負極は電気をためる場所です。
- 電解液は、リチウムイオンがスムーズに動ける道を作ってくれます。
- セパレータは、正極と負極が触れないように間にある薄い膜です。これがないと、電池の中でショートして危なくなります。
充電するとき、リチウムイオンは正極から負極へ移動します。使うときは、逆に負極から正極へ戻ります。この行き来が電気の流れになり、スマホや車を動かす力になっています。
他の電池と何が違うの?
昔ながらの乾電池は使い切りですが、リチウムイオン電池は何度でも充電できます。軽くて小さいのにパワーがあるので、持ち運びが必要なスマホや車にぴったりです。
だから今のほとんどの電子機器は、この電池を使っています。
いいところと注意するところ
リチウムイオン電池のいいところは、長持ちでパワフルなことです。充電してもすぐに電気が減らず、何度も使えます。
でも、注意することもあります。落としたり、暑いところに置いたりすると中の部品が壊れたり、急に熱くなったりすることがあります。だから、安全に使うことがとても大切です。
発火の危険ってあるの?
リチウムイオン電池はパワーがあるので、壊れたりショートしたりすると「熱暴走」という現象が起きて、発火することがあります。過充電や衝撃、加熱が原因です。釘で刺したり、高温の場所に置いたりするのはやめましょう。安全に使うことが一番大事です。
まとめ
リチウムイオン電池は、小さくてもパワフルで私たちの生活を支えてくれる魔法のような電池です。ですが、発火する危険性もあるので安全に使用をしてください。
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