
最近、「IoT」という言葉を聞くことが増えました。でも便利そうな一方で、なんだか危険かもと心配になる人もいるんじゃないか。
今回は、IoTが何なのか、セキュリティってどういうことか、そして安全に使うためのポイントをご紹介します。
- 目次
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- 1.IoTってなに?
- 2.IoTのセキュリティってどういうこと?
- 3.IoTが危険ってほんとう?
- 4.セキュリティの基本「CIA+S」ってなに?
- 5.IoTを安全に使うための3つのポイント
- 6.まとめ
IoTってなに?
IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」といいます。簡単にいうと、今までネットにつながっていなかったものがインターネットに接続できるようになることです。
たとえば、スマホから家のエアコンをつけたり、冷蔵庫の中身を確認したりすることができます。こうした仕組みで生活がぐっと便利になるのがIoTです。
IoTのセキュリティってどういうこと?
便利になる反面、ネットにつながることで狙われるリスクも出てきます。
セキュリティとは、こうした危険から身を守るための対策です。たとえば、パスワードを強くしたり、ソフトを最新の状態に保ったり、怪しいサイトやアプリから情報を守ったりすることです。IoTのセキュリティは、インターネットにつながる全てのモノが安全に使えるようにすることを指します。
IoTが危険ってほんとう?
「IoTは危険」と聞くと不安になりますが、正確には「使い方によっては危険」ということです。初期設定のままの簡単なパスワードを使ったり、古いソフトを更新しなかったりすると悪い人に侵入される可能性があります。
しかし、正しい使い方をすれば安全です。危ないから使わないのではなく、危険を知って対策することが大切です。
セキュリティの基本「CIA+S」ってなに?
IoTを安全に使うためには、「CIA+S」という考え方を知っておくと便利です。これは、情報を守るときの基本ルールで、それぞれの頭文字が意味を持っています。
- C(Confidentiality/機密性)
情報が他の人に見られないように守ること
- I(Integrity/完全性)
情報が壊れたり、勝手に変えられたりしないようにすること
- A(Availability/可用性)
必要なときに情報やシステムをちゃんと使える状態にしておくこと
- S(Safety/安全性)
IoT機器やシステムを安全に使えるようにすること
IoTの安全に使うための基本として、この考え方を覚えておくと便利です。
IoTを安全に使うための3つのポイント
まずパスワードを工夫しましょう。
「1234」や「password」などは避け、長くて複雑なパスワードにします。
次に、ソフトやアプリは常に最新の状態に保つことが大事です。古いソフトにはセキュリティの穴が残っていることがあります。
そして、怪しいメールやリンクは開かないようにします。IoT機器もネットにつながっているので、そこからウイルスに感染することがあります。
この3つを守るだけで、安全に使える確率がぐんと上がります。
まとめ
IoTは生活を便利にしてくれる技術ですが使い方を間違えると危険もあります。しかし、パスワードを強化し、ソフトを更新し、怪しいリンクに注意するという簡単な対策で安全に使えます。
怖がらずに、正しい知識を持ってIoTを楽しむことが大切です。
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