寒いとき役に立つカイロ。みなさん使っていますか?
私は、貼るカイロを腰や肩、おなかに貼っています。体がポカポカして暖かいんですよね。
でも、どうしてカイロは空気に触れると温かくなるのでしょうか?
今回は、カイロが温まる仕組みについてご紹介します。
- 目次
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- 1.カイロはなぜ温まるの?
- 2.カイロの中身は何が入ってるの?
- 3.カイロが温まる仕組み
- 4.カイロの安全な使い方
- 5.まとめ
カイロはなぜ温まるの?
カイロは、私たちが息をすると出る「息」と同じように、化学反応によって熱を出しています。この化学反応が起きることで、カイロはポカポカと温かくなります。
カイロの中身は何が入ってるの?
カイロの中には、いくつかの成分が入っています。主な成分は、鉄粉、水、塩、活性炭、保水材です。
- 鉄粉
カイロの主役です。鉄粉が空気中の酸素と結びついてさびていく過程で熱を出します。
- 水
鉄粉がさびるのを早める働きをします。
- 塩
水と鉄粉の反応をさらに早めます。
- 活性炭
空気中の酸素をたくさん集める働きをします。
- 保水材
隙間に水を蓄えて鉄粉に少しずつ水分を供給する役割をしています。
カイロが温まる仕組み
上の章でも簡単に触れましたが、カイロが温まる仕組みはとてもシンプルです。
カイロの袋を開けると小さな穴の開いた不織布の中に入っている鉄粉が空気中の酸素に触れます。鉄粉が酸素と結びついて酸化し始めます。酸化するときに熱が発生し、カイロが温かくなります。
まとめると
- 鉄粉が酸素に触れて酸化
- 酸化して熱が発生
- カイロが温かくなる
この一連の反応が、カイロを温かくしてくれています。
カイロの安全な使い方
カイロは、とても便利なアイテムですが、安全に使うためにいくつか注意することがあります。
- 低温やけどに注意
- 小さなお子様の手の届かないところに置く
- 破損したカイロは使用しない
- 火気の近くで使用しない
カイロは高温になることがあるため、直接肌に当てたり長時間同じ場所に当て続けたりしないようにしてください。保管するときは、小さなお子様が口に入れないよう手の届かない場所に保管しましょう。もし、カイロが破損していたら中身が漏れる可能性があるため使用を中止してください。
また、火気に弱いためストーブや暖房器具の近くでの使用はやめましょう。
まとめ
カイロは、鉄粉と酸素の化学反応がおきて温かくなっていたんですね。 使用済みのカイロを捨てるときは、冷めてから各自治体のごみ分別に則って捨てましょう。未使用のカイロを捨てるときは、袋から出してカイロが冷めてから捨ててください。
寒い冬を乗り切るためにカイロは、便利なので安全に使用して温かく寒い冬を乗り切りましょう。
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