カフェインやカテキン、飲みすぎで頭が痛くなることがある？

毎日の生活の中で、コーヒーやお茶を飲む時間はほっと一息つける大切なひとときですよね。でも、飲みすぎて頭が痛くなった経験はありませんか？

今回は、飲み物に含まれるカフェインやカテキンが体にどんな影響を与えるのか、特に頭痛との関係について、ご紹介します。

目次

カフェインとは？カテキンとは？

カフェインは、コーヒーや紅茶、エナジードリンクに含まれる成分で、目を覚まして集中力を高める働きがあります。朝やお仕事中に飲む方も多いですよね。

一方で、カテキンは緑茶に多く含まれる成分です。体にとても良い影響を与えると言われていて、例えば体を酸化から守ったり、脂肪を燃やすのを助けてくれるんですよ。

どちらの成分も上手に摂ればうれしい効果が期待できますが、飲みすぎると体調を崩してしまうことも・・・。頭が痛くなってしまうのもその一例です。

カフェインをたくさん摂りすぎると、どうして頭が痛くなるのでしょうか？その理由は、カフェインが体内の血流や神経に影響を与えるからです。

カフェインには血管をキュッと縮める働きがあります。適量なら頭痛を軽くすることもありますが、飲みすぎると逆に血管が広がりやすくなります。これが頭痛の原因になることがあります。

また、日常的にカフェインを摂り続けていると、カフェインが切れたときに頭痛が起こる”カフェイン離脱症状”というものが出ることもあるんです。

カテキンによる頭痛は、胃に負担をかけたり、血圧に影響を与えることが原因と考えられています。特に空腹のときに緑茶を飲むと、胃が刺激を受けてつらく感じる方もいます。

カフェインやカテキンを安心して摂るためには、適量を守ることが大切です。

カフェインは、一日に最大400mgまでであれば健康に影響しないと言われています。これはマグカップでコーヒーを飲むなら３杯くらい。でも、人によっては少ない量でも頭が痛くなることがあるので、自分の体調をよく見ながら調整してくださいね。

カテキンに関しては、特に厳しい基準はありませんが、１日540mg以上を毎日撮り続けると脂肪燃焼に役立ちます。緑茶を飲むタイミングも大事で、空腹のときより食後がおすすめです。

カフェインやカテキンで頭が痛くなってしまったら、次のような方法を試してみてください。

水を飲む
カフェインはおしっこをたくさん出させるので、体が水分不足になりがちです。水をしっかり飲むことでバランスを整えて、頭痛をやわらげることができますよ。
少し休む
体が刺激を受けすぎているときは、ちょっと横になって体を休めるとラクになることがあります。
カフェインを控える
もしカフェインが原因で頭が痛いなら、しばらく控えてみるのがおすすめです。でも、一気にやめると症状がひどくなることもあるので、ゆっくり減らしていくと安心です。