皆さんは、藻類(そうるい)という言葉を聞いたことがありますか?
海や池など、水の中に生えている緑色の小さな植物のことです。その藻類がエネルギーになるって知っていましたか?
「植物がエネルギー?」ってなりますよね。私もどうやってエネルギーを生み出すのか謎です…。
なので今回は、藻類のエネルギーについてご紹介します。
- 目次
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- 1.藻類ってなに?
- 2.藻類がエネルギーになるって本当?
- 3.藻類からどんなエネルギーができるの?
- 1.藻類バイオマス燃料のメリット
- ・生産性が高い
- ・食糧資源との競合がない
- ・水をきれいにできる
- ・土地を有効活用できる
- ・地球温暖化の防止に役立つ
- 4.まとめ
藻類ってなに?
藻類は、海や川など水の中に住んでいるとても小さな植物の仲間です。
藻類は太陽の光と水、そして空気中の二酸化炭素さえあれば、自分で栄養を作ることができます。
この栄養を作ることを「光合成」と言います。光合成は、太陽の光をエネルギー源にして、水と二酸化炭素を組み合わせて、自分たちの体を作るための栄養を作り出す仕組みです。
藻類は、私たちが普段食べている海藻(わかめや昆布など)も含まれますが、もっと小さな種類もたくさんいます。顕微鏡でないと見えないくらい小さな藻類は、プランクトンと呼ばれて海の中を漂っています。
藻類がエネルギーになるって本当?
藻類はエネルギーになる可能性を秘めています。藻類の中には、体内に油をたくさん蓄えている種類があり、この油を燃料として利用します。
藻類からどんなエネルギーができるの?
藻類から作られるエネルギーは、主にバイオ燃料と呼ばれています。
バイオ燃料は、植物などの生物資源を原料にして作られる燃料のことで、石油などの化石燃料に代わる次世代エネルギーとして注目されています。藻類から作られるバイオ燃料は、ディーゼル燃料やジェット燃料など、様々な種類の燃料に加工することができます。
藻類バイオマス燃料のメリット
藻類バイオマス燃料のメリットは何なのでしょうか。
・生産性が高い
藻類は、太陽の光と水、そして少しの栄養があれば、ぐんぐん成長します。なので、たくさんの燃料を短時間で作り出すことができます。
・食糧資源との競合がない
藻類は、私たちが普段食べているお米や野菜とは種類が違います。主に燃料や化学製品の原料として利用されるため、食料との競合がほとんどありません。
・水をきれいにできる
藻類は、汚れた水をきれいにしてくれる働きもあります。
例えば、お風呂の残り湯や工場から出る汚れた水などを藻類を使ってきれいにすることができます。
地球を汚さない燃料を作りながら、水をきれいにできるなんて、一石二鳥ですね。
・土地を有効活用できる
藻類は、陸地だけでなく海や池など、いろいろな場所で育てることができます。あまり使われていない場所でも、藻類を育てることでその場所を有効活用することができます。
・地球温暖化の防止に役立つ
藻類は、空気中の二酸化炭素をたくさん吸収してくれます。二酸化炭素は、地球を温めてしまので、藻類が吸収してくれることで、地球温暖化を防ぐことができます。
まとめ
藻類は、すごいですね。
水もきれいにできるし地球温暖化対策にもなるし・・・。藻類バイオマス燃料がメジャーになれば地球にとってはいいことずくめですね。
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