ニュース 2024.03.13

IoTにもセキュリティ対策が必要!!

  • IoT
               

スマートスピーカーで音楽を聴いたり、スマートウォッチで健康状態を管理したり、スマートホームで家電を操作したりしていますか?

これらの便利なデバイスは、すべて「IoT デバイス」と呼ばれインターネットに接続して情報をやり取りしています。しかし、便利な一方でIoTデバイスはサイバー攻撃の標的にもなりやすく、情報漏えいなどの被害に遭うリスクがあります。

そこで重要になるのが、IoTセキュリティです。

IoTセキュリティとは、IoTデバイスをサイバー攻撃から守るための対策のことです。本記事では、IoT デバイスの普及とセキュリティリスク、具体的な脅威、そしてリスクを最小限に抑えるための方法について詳しく解説します。

目次
  1. 1.IoTデバイスの普及とセキュリティリスク
  2. 2.IoTセキュリティの重要性
  3. 3.IoTデバイスを狙う攻撃
  4. 1.代表的な攻撃手法
  5. 2.脆弱性への対策
  6. 4.リスクを最小限に抑える方法
  7. 1.デバイス購入時の注意点
  8. 2.デバイス設定・運用における対策
  9. 3.セキュリティソフトの活用
  10. 5.進化する脅威と対策
  11. 1.ゼロトラストセキュリティの重要性
  12. 2.AI技術の活用
  13. 6.セキュリティ対策の継続的な重要性
  14. 1.セキュリティ対策の継続的な重要性
  15. 2.情報収集と最新情報の確認
  16. 6.まとめ

IoTデバイスの普及とセキュリティリスク

近年、IoTデバイスは目覚ましい速度で普及しています。

2023年には、世界中のIoT デバイスの数は350億台を超え、2025年には750億台に達すると予想されています。スマートフォンやパソコンだけでなく、家電製品、自動車、医療機器など、あらゆるものがインターネットにつながる時代が到来しています。

しかし、IoTデバイスの普及は、同時にセキュリティリスクの増加にもつながっています。従来のIT機器と比べて、IoTデバイスはセキュリティ対策が弱いものが多く、サイバー攻撃に対して脆弱な状態です。

2021年には、Miraiと呼ばれるマルウェアが世界中のIoT デバイスを感染させ、大規模な通信障害を引き起こしました。

IoTセキュリティの重要性

IoT デバイスがサイバー攻撃を受けると、さまざまな被害が発生する可能性があります。

情報漏えい:個人情報や企業情報が漏えいし、金銭的な損失や風評被害を被る可能性があります。

不正操作:家電製品や自動車が不正操作され、人命や財産に被害を与える可能性があります。

サービス停止:IoT デバイスがボットネットなどの攻撃に利用され、サービスが停止してしまう可能性があります。

このように、IoT セキュリティは、個人や企業の安全を守るために非常に重要です。

IoTデバイスを狙う攻撃

IoTデバイスを狙うサイバー攻撃には、さまざまな種類があります。

代表的な攻撃手法

ブルートフォース攻撃:パスワードを推測してログインを試みる攻撃です。

DDoS攻撃:大量のアクセスを送りつけて、サービスを停止させる攻撃です。

マルウェア感染:ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるプログラムを感染させる攻撃です。

ファームウェア攻撃:デバイスのファームウェアに脆弱性を埋め込み、乗っ取る攻撃です。

脆弱性への対策

これらの攻撃を防ぐためには、以下のような対策が必要です。

パスワードの複雑化:推測困難なパスワードを設定する。

ファームウェアのアップデート:脆弱性が発見された場合は、速やかにアップデートする。

セキュリティソフトの導入:ウイルスやスパイウェアからデバイスを守る。

ファイアウォールの設定:不正なアクセスを防ぐ。

リスクを最小限に抑える方法

デバイス購入時の注意点

IoT デバイスを購入する際には、以下の点に注意しましょう。

セキュリティ機能:セキュリティ機能が搭載されているものを選ぶ。

メーカーの信頼性:信頼できるメーカーの製品を選ぶ。

レビューや評判:他のユーザーのレビューや評判を参考にする。

デバイス設定・運用における対策

デバイスを購入したら、以下の設定・運用を行いましょう。

パスワードの変更:デフォルトのパスワードは変更する。

自動更新の設定:ファームウェアやソフトウェアは自動更新に設定する。

不要なサービスの無効化:使わないサービスは無効化する。

ネットワークの分離:IoT デバイス専用のネットワークを構築する。

セキュリティソフトの活用

セキュリティソフトを導入することで、ウイルスやスパイウェアなどの脅威からデバイスを守ることができます。

進化する脅威と対策

ゼロトラストセキュリティの重要性

従来の境界型セキュリティでは、ネットワーク内部と外部を区分して、内部を守るという考え方でした。

しかし、テレワークやクラウドサービスの普及により、ネットワークの境界線が曖昧になり、従来の対策では不十分になっています。

そこで注目されているのが、ゼロトラストセキュリティです。

ゼロトラストセキュリティは、「すべてのアクセスを常に検証する」という考え方に基づいており、ネットワークの内部・外部に関わらず、すべてのアクセスを厳密にチェックします。

ゼロトラストセキュリティは、以下のようなメリットがあります。

高度な脅威への防御:従来の境界型セキュリティでは防ぎきれなかった、内部からの不正アクセスやランサムウェア攻撃などにも対応できます。

柔軟な働き方に対応:テレワークやクラウドサービスなど、さまざまな働き方に柔軟に対応できます。

コスト削減:ネットワークの境界線を維持する必要がなくなり、コストを削減できます。

AI技術の活用

AI技術は、IoTセキュリティの分野でも活用されています。AIは、膨大なログデータを分析することで、異常な挙動を検知し、サイバー攻撃を早期に発見することができます。

セキュリティ対策の継続的な重要性

セキュリティ対策の継続的な重要性

IoTセキュリティは、一度対策をすれば終わりというものではありません。サイバー攻撃の手口は常に進化しており、常に最新の情報を収集し、対策を更新していくことが重要です。

情報収集と最新情報の確認

以下のような方法で、情報収集と最新情報の確認を行いましょう。

セキュリティ関連のニュースサイトやブログを定期的にチェックする。

セキュリティセミナーやイベントに参加する。

セキュリティ対策専門の業者に相談する。

まとめ

IoTデバイスは、私たちの生活を便利にしてくれる一方で、セキュリティリスクも存在します。

紹介した対策を参考に、自分自身でできる対策を実践し、安心・安全なIoTライフを満喫しましょう

弊社では、IoT機器を販売・開発しております。ご相談やご質問をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

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