
春や秋に外を歩いていると、ぽかぽかとした陽気に包まれて気持ちがいいと感じることがありますよね。
でも、この「暖かい陽気」はどこから来るのでしょうか?
太陽の光が関係しているのは何となくわかるけれど、どうして季節によって変わるのか、どんな仕組みで暖かくなるのか、不思議に思います。
今回は、「暖かい陽気」の秘密について、一緒に見ていきましょう。
- 目次
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- 1.「暖かい陽気」ってどういうこと?
- 2.太陽が暖かさのもと!地球を温める仕組み
- 3.空気の流れが「暖かい陽気」を作る!
- 4.「暖かい陽気」はどこから来る?
- 5.まとめ
「暖かい陽気」ってどういうこと?
「陽気」とは、天気や気候のことを指します。
特に、「暖かい陽気」と言うと寒すぎず暑すぎない、ちょうどよい気温で過ごしやすい日を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。この気持ちのいい暖かさは、太陽の光や空気の流れによって生まれています。
太陽が暖かさのもと!地球を温める仕組み
私たちの住む地球の暖かさのもとは、何といっても太陽です。太陽からの光や熱が地球に届くことで、私たちは暖かさを感じることができます。太陽の光が地面や建物、海などに当たると、それらが温められ、周りの空気も温まります。
しかし、地球のどこでも同じように温められるわけではありません。
地球は丸い形をしているため、赤道付近は太陽の光がまっすぐ当たり、たくさんの熱を受け取ります。一方、北極や南極のような寒い地域では、太陽の光が斜めに当たるため、同じ時間でも受け取る熱の量が少なくなります。
このため、場所によって気温の違いが生まれるのです。
空気の流れが「暖かい陽気」を作る!
太陽が地面を温めると、その上の空気も一緒に温まります。暖かくなった空気は軽くなって上へと上がり、代わりに冷たい空気が下に流れ込んできます。この空気の動きが、風を作ります。
また、海や山の地形も「暖かい陽気」に影響を与えます。例えば、海の近くでは、昼間は陸の方が早く温まり、暖かい空気が上に上がることで、海から涼しい風が吹きます。逆に、夜になると陸の方が早く冷えるため、今度は陸から海に向かって風が吹きます。
このように、地形や時間によっても、暖かさの感じ方が変わることがあります。
「暖かい陽気」はどこから来る?
日本で暖かさを感じる時期は、春や秋が多いですよね。この時期、日本の気候に影響を与えるのが、南の方から流れてくる暖かい風です。
例えば、春になると「南風(みなみかぜ)」が吹きます。
これは、赤道付近の温かい空気が日本の方へと流れてくるためです。冬の間はシベリアなどの寒い地域から冷たい風が吹いていましたが、春になるとこの風が弱まり、代わりに南からの暖かい風が日本を包み込むようになります。
また、日本の近くには「黒潮」と呼ばれる暖かい海流が流れています。この黒潮は、南の温かい海水を日本の方へ運ぶ役割をしていて、特に太平洋側の地域では、この影響で冬でも比較的温暖な気候が続くことがあります。
まとめ
春や秋の「ぽかぽかした陽気」は、太陽の光や風の流れ、海や山のかたちなど、たくさんの自然が作り出していましたね。
お天気のいい日は、そよそよ吹く風やぽかぽかの陽ざしを感じながら、お散歩してみるのもいいかもしれません。
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