ICTとIoTという言葉が耳に入ってくるようになりましたが、それぞれの意味や違いを明確に理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、ICTとIoTの違いについてご紹介します。
- 目次
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- 1.IoTとICTとは?
- 1.ICTとIoTの違い
- ・対象
- ・目的
- ・歴史
- 2.ICTとIoTの具体的な活用例
- 1.ICTの活用例
- ・オンラインショッピング
- ・オンラインバンキング
- ・リモートワーク
- ・オンライン教育
- ・医療情報共有
- 2.IoTの活用例
- ・スマートホーム
- ・ウェアラブルデバイス
- ・コネクテッドカー
- ・スマート工場
- ・スマート農業
- 3.まとめ
IoTとICTとは?
ICTとは、Information and Communication Technologyの略称で、日本語では「情報通信技術」と訳されます。コンピュータやインターネットなどの技術を用いて、情報を収集や処理、伝達、共有する仕組みを指します。
一方、IoTは、Internet of Thingsの略称で、「モノのインターネット」と訳されます。身の回りのあらゆる「モノ」をインターネットに接続し、情報を収集や分析、活用する仕組みを指します。
ICTは情報処理や伝達の基盤となる技術であるのに対し、IoTはモノとインターネットを繋げる技術であると言えるでしょう。
ICTとIoTの違い
ICTとIoTは一見似ている言葉ですが、以下のような点が大きく異なっています。
・対象
ICTは情報そのものを対象とするのに対し、IoTはモノそのものを対象とします。
・目的
ICTは情報の効率的な処理や伝達が目的であるのに対し、IoTはモノからのデータ収集や分析、活用が目的です。
・歴史
ICTは20世紀後半から発展してきた技術であるのに対し、IoTは近年注目を集め始めた比較的新しい技術です。
ICTとIoTの具体的な活用例
ICTとIoTは、様々な分野で活用されています。
ICTの活用例
・オンラインショッピング
インターネットを通じて商品を購入できる仕組みです。
・オンラインバンキング
インターネットを通じて銀行取引を行える仕組みです。
・リモートワーク
自宅やオフィス以外の場所から仕事を行える仕組みです。
・オンライン教育
インターネットを通じて教育を受けられる仕組みです。
・医療情報共有
家電や照明などをインターネットに接続し、遠隔操作や自動制御を行える仕組みです。
IoTの活用例
・スマートホーム
医療機関間で患者情報の共有を行える仕組みです。
・ウェアラブルデバイス
身に装着して健康状態や運動量などを計測できる機器です。
・コネクテッドカー
インターネットに接続し、自動運転や安全運転支援機能を搭載した自動車です。
・スマート工場
生産設備をインターネットに接続し、効率化や自動化を実現した工場です。
・スマート農業
センサーやドローンなどを活用し、農作物の状態を監視・管理する仕組みです。
まとめ
ICTとIoTは、現代社会を支える重要な技術なので、それぞれの技術を理解して活用することで、より便利で効率的な生活を送ることができるでしょう。
今後もっとたくさんの技術が出てくると思うので、どんな風に生活が変わっていくか楽しみですね。
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