
猫がのどを鳴らして「ゴロゴロ」と音を立てるのを聞いたことがありますか?
この音を聞くと、なんだかほっこりした気持ちになりますよね。でも、このゴロゴロ音はどこから出ているのでしょうか?また、どうして猫はゴロゴロするのでしょうか?
今回は、そんな猫の不思議なゴロゴロ音について、ご紹介します。
- 目次
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- 1.ゴロゴロ音はどこで作られているの?
- 2.猫がゴロゴロする理由は?
- 3.ゴロゴロ音がもたらす意外な効果
- 4.まとめ
ゴロゴロ音はどこで作られているの?
猫のゴロゴロ音は、のどの奥にある声帯のまわりで作られています。
猫が息を吸ったり吐いたりするときに、のどの筋肉が細かく動くことでこのかわいらしい音が生まれるのです。普通の鳴き声とは違い、息を吸うときも吐くときも続けて鳴らせるのが特徴です。そのため、猫は長い時間ゴロゴロし続けることができます。
ゴロゴロ音の大きさや鳴らし方は猫によって違います。大きな音を出して甘える猫もいれば、控えめに小さな声で鳴らす猫もいます。飼い主さんに撫でられて気持ちよくなったときにゴロゴロすることが多いですが、一人でいるときに鳴らしていることもあります。
猫がゴロゴロする理由は?
猫がゴロゴロするのには、いくつかの理由があります。
まず、一番多いのは「リラックスしているとき」です。飼い主さんに撫でてもらったり、安心してくつろいでいるときにゴロゴロと鳴らします。
でも、ゴロゴロ音は楽しいときだけではなく、不安なときや体調がすぐれないときにも鳴らすことがあります。
たとえば、ケガをしたり、お腹が痛かったりするときに自分を落ち着かせるためにゴロゴロすることもあります。また、母猫が子猫に安心感を与えるためにゴロゴロ鳴くこともあり、子猫はその音を聞いてリラックスするといわれています。
さらに、お腹がすいているときや何かをお願いしたいときにもゴロゴロすることがあります。
「ごはんがほしいな」「かまってほしいな」という気持ちを伝えているのかもしれませんね。
ゴロゴロ音がもたらす意外な効果
猫のゴロゴロ音には、実はさまざまな効果があるといわれています。
まず、ゴロゴロ音にはリラックス効果があり、猫自身だけでなく、そばにいる人にも癒しを与えると考えられています。猫のゴロゴロ音を聞いていると、心が落ち着いて、嫌なことを忘れられることがあります。
さらに、ゴロゴロ音の振動には、骨や筋肉の回復を助ける力があるともいわれています。もちろん、これに関する科学的な証拠は完全ではないものの、ゴロゴロ音が猫の体調を整えるのに一役買っていることはよく言われています。
また、痛みを和らげる働きもあるといわれていて、猫自身が体調を整えるためにゴロゴロすることもあります。
まとめ
猫がゴロゴロしているときは、そのときの様子をよく観察してみてください。嬉しいのか、何かを伝えたいのか、猫の気持ちを知るヒントになるかもしれませんね。猫のゴロゴロ音には、私たちが思っている以上にたくさんの秘密が隠されているんです。
猫と一緒に過ごすときは、ぜひゴロゴロ音に耳を傾けてみてください。きっと、猫との絆がもっと深まるはずです。
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