
スマートフォン、エアコン、冷蔵庫、パソコン、ゲーム機……。
私たちのまわりには、電気で動いているモノがたくさんありますね。でも、「そもそも電気って何?」と考えると、けっこう不思議に感じませんか?
この記事では、見えないけれど生活に欠かせない「電気」について、その正体や働き方をお話ししていきます。
- 目次
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- 1.電気の正体って?
- 2.家電の中では何が起きてるの?
- 3.電気があることでできること
- 4.電気が止まるとどうなる?
- 5.電気をムダにしないためにできること
- 6.まとめ
電気の正体って?
電気は「電子」という、とても小さな粒が動くことで生まれるエネルギーです。この電子が電線の中をすごいスピードで移動することで、いろいろな機械を動かす力になります。
電子そのものは目には見えませんが、その動きによってライトがついたり、モーターが回ったりします。
見えないけれど、確かにそこにある——それが電気です。
家電の中では何が起きているのでしょう?
たとえば、リモコンでテレビのスイッチを押したとき、赤外線の信号がテレビに届き、内部の回路に電気が流れ、画面がついて音が出る…という一連の流れが一瞬で起こっています。
ドライヤーの場合は、電気が「熱エネルギー」に変わって風を温めています。冷蔵庫では、電気の力でガスを圧縮・循環させ、冷たい空間を保っています。
このように電気は、「動かす」「光らせる」「あたためる」「冷やす」といった、さまざまな形に変化して活躍しています。
電気があることでできること
電気のおかげで、私たちは夜でも明るい部屋で勉強ができ、暑い夏や寒い冬でも快適に過ごせます。スマホやパソコンを使って、遠くの人とすぐに連絡を取ったり、知りたいことを調べたりもできますよね。
また、工場では電気でたくさんの機械が動き、病院では検査や手術に欠かせない医療機器が稼働しています。社会全体が、電気によって成り立っているといっても過言ではありません。
電気が止まるとどうなる?
もし、突然電気が使えなくなったとしたら……。スマホもWi-Fiも使えず、夜は真っ暗。冷蔵庫の中の食べ物は傷み、エアコンや電車、エレベーターなども止まってしまいます。
実際に大きな地震や台風で停電が起こると、いかに電気に頼っているかを痛感します。それくらい、電気は私たちの暮らしにとって必要不可欠な存在です。
電気をムダにしないためにできること
電気は当たり前に使えるように感じますが、作るにはエネルギーや資源が必要です。だからこそ、使っていない電気製品のコンセントを抜いたり、こまめに電気を消したりすることが大切です。
近年では、太陽光や風力など、自然の力を使って発電する方法も増えてきました。限りある資源をムダにしないためにも、私たち一人ひとりが電気の使い方を意識することが求められています。
まとめ
電気は目に見えませんが、毎日の生活に欠かせない大切な力です。その仕組みや役割を知ることで、「当たり前」に思っていたことが、ちょっと違って見えてくるかもしれません。
たとえば、スマホを充電するときやドライヤーを使うとき。そこに流れる「見えないチカラ」を少し意識してみてください。電気のありがたさや面白さが、今までよりも少し身近に感じられるはずです。
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