皆さんは、砂糖や塩を冷蔵庫にしまうことはありますか?
実は、砂糖も塩も、冷蔵庫に入れなくても、長期間保存できる食品なんです。
今回は、砂糖と塩がなぜ腐らないのか、その秘密についてご紹介します。
- 目次
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- 1.砂糖と塩、すごいところがいっぱい!
- 2.なぜ砂糖と塩は腐らないの?
- 1.水分を吸収する力
- 2.浸透圧
- 3.酸性度
- 3.砂糖と塩の歴史を探ってみよう
- 4.砂糖と塩の保存方法は?
- 5.砂糖と塩、使い方いろいろ
- 6.まとめ
砂糖と塩、すごいところがいっぱい!
砂糖や塩は、私たちの食生活に欠かせない調味料です。
料理の味付けはもちろん、お菓子作りや漬物作りなど様々な場面で活躍します。でも、砂糖や塩には、もう一つすごい特徴があるんです。
それは、とても長い間保存できるということ。
なぜ砂糖と塩は腐らないの?
砂糖や塩が腐らないのには、いくつかの理由があります。
水分を吸収する力
砂糖や塩は、空気中の水分をとてもよく吸収します。食品が腐ってしまう原因の一つに、水分があります。砂糖や塩は、周りの水分を吸収してしまうので、雑菌が繁殖しにくく、腐りにくいのです。
浸透圧
砂糖や塩には、浸透圧という力があります。浸透圧とは、濃度の薄い方から濃い方へ水が移動しようとする力のことです。砂糖や塩をたくさん含む溶液に、雑菌が触れると、雑菌の中の水分が外へ出てしまい、雑菌は死んでしまいます。
酸性度
砂糖や塩の溶液は、少し酸性になっています。多くの種類の雑菌は、酸性の環境では生きることができません。
砂糖と塩の歴史を探ってみよう
砂糖や塩は、私たちの毎日の暮らしに欠かせないものですね。どちらも甘いものや料理の味付けに欠かせない調味料ですが、その歴史は様々です。
砂糖は、暖かい国で育つサトウキビから作られ、日本へは400年以上前に伝わりました。当時は貴重なもので、お薬のように大切に扱われていましたが、次第に多くの人々に愛されるようになりました。
一方、塩の歴史は砂糖よりもずっと古く、海水を煮詰めるなどして作られていました。塩は料理の味付けだけでなく、食品の保存にも役立ち、冷蔵庫がなかった時代にはなくてはならないものでした。
砂糖と塩の保存方法は?
砂糖と塩は、どちらも湿気に弱いという共通点があり、乾燥した涼しい場所で保存することが大切です。
特に砂糖は湿気に弱く、固まったりカビが生えたりする可能性があるため、注意が必要です。熱い場所や直射日光が当たる場所を避け、キッチンなどの涼しい場所に保管しましょう。
塩は砂糖に比べて湿気に強いですが、やはり湿気ると固まってしまうことがあるため、密閉容器に入れて保存するのがおすすめです。
砂糖と塩、使い方いろいろ
砂糖や塩は、料理の味付け以外にも、様々な使い方ができます。
砂糖は、料理を甘くするだけでなく、焦がすと美味しそうな色になり、食材を柔らかく保つ働きもあります。パンやお酒を作る時にも欠かせないもので、食品を長く保存できる効果もあります。
塩は、料理の味を引き立て、食材を長くおいしく保ちます。肉を柔らかくしたり、チーズを作ったりする時にも使われ、料理に奥行きを出してくれます。
まとめ
砂糖や塩は、水分を吸収したり、浸透圧や酸性度によって、長持ちするんですね。
私たちが日常的に使っているこれらの調味料は、昔は貴重なものであり、食品の保存に欠かせない存在でした。今後使うとき、大切に使おうと思えますね。
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