ダクト火災は怖いですよね。どのくらいの被害が起こるのか、しっかりと避難等の対応ができるのか…。心配になりますよね。
でも、安心してください。ダクト火災は予防できるんです。今回は、ダクト火災の予防方法を紹介します。
- 目次
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- 1.ダクト火災の発生原因と被害
- 2.ダクト火災の予防方法を2つ紹介
- 1.ダクトの定期的な清掃
- 2.ダクト内に発生した火災を検知・消火する装置の設置
- 3.FireDog
ダクト火災の発生原因と被害
ダクト火災とは、ダクト内に付着した油かすやほこりが高温になった油や炎に引火することで発生する火災です。出火元だけでなく周辺の建物や商店街に類焼するような大規模火災が発生する事例が増えており、人命や財産に大きな被害を及ぼしています。
平成30年度に全国で発生したダクト火災は、前年度比で約1.5倍の64件であり、そのうち約8割が飲食店で発生しています。
ダクト火災の予防方法を2つ紹介
ダクト火災の予防方法を2つ紹介します。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.ダクトの定期的な清掃
ダクト内に付着した油かすやほこりは、高温になった油や炎に引火する危険性があります。そのため、ダクト内を定期的に清掃することがダクト火災の予防にとって最も重要な方法です。
ダクト内の清掃は、専門業者に依頼することが一般的です。
清掃の頻度は、ダクト内の油かすやほこりの量や種類によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月に1回程度が目安です。
清掃費用は、ダクトの長さや形状、汚れ具合などによって異なりますので専門業者に問い合わせてください。
ダクト内の清掃は、ダクト火災だけでなく、ダクト内の臭いや油漏れなどの問題も解決できるメリットがあります。
2.ダクト内に発生した火災を検知・消火する装置の設置
ダクト内に発生した火災を検知・消火する装置は、ダクト火災が発生した場合に迅速に対処することができる装置です。
ダクト内に発生した火災を検知・消火する装置は、ダクト内に煙や炎を感知するセンサーとダクト内に消火剤を噴射するノズルを設置するものです。この装置は、ダクト火災が発生した場合に自動的に作動し、ダクト内の火災を素早く消火することができます。
この装置は、ダクト火災の拡大や類焼を防ぎ、人命や財産の被害を最小限に抑えることができるメリットがあります。
弊社では、ダクト内に発生した火災を検知する装置を開発販売しています。少しですが製品について紹介させていただきます。
FireDog
FireDogは、温度センサーやガス検知センサーをダクト内に設置し、リアルタイムに計測します。従来の火災検知システムよりも10分の1の時間で火災を検知できるという特徴があります。
FireDogは、以下のような仕組みでダクト火災を早期に検知します。
温度センサーやガス検知センサーをダクト内に設置し、リアルタイムに計測します。温度センサーは、ダクト内の温度が一定の基準値を超えた場合に、ガス検知センサーは、ダクト内の可燃性ガスが一定の濃度を超えた場合に、それぞれ異常を判定します。
異常が判定された場合には、パトランプや警報ブザーで火災をお知らせします。また、排気ファンの回路に接続して強制的にファンを停止させることも可能です。これにより、火災の拡大や煙の拡散を防ぐことができます。
FireDogの詳しい説明は下記ページをご覧ください。
以上、弊社製品「FireDog」についてご紹介しました。
この製品は、ネットワーク環境がないところでも使用することができます。FireDogを導入して安全を手に入れてみませんか。
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