
最近では、家の中でもオフィスでもさまざまな機械がインターネットにつながる「IoT」が増えてきました。
スマート家電やセンサー、カメラなどネットを通じて操作できるものが多く、生活がとても便利になります。でも、「せっかく買ったのに、機械がつながらない」と困ったことはありませんか。
- 目次
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- 1.なぜIoT機器はつながらないのか?
- 1.Wi-Fiの設定ミス
- 2.電波の干渉や距離の問題
- 3.機械のソフトウェアやプログラムの問題
- 4.セキュリティ設定による接続制限
- 5.機械の互換性や仕様の違い
- 2.まとめ
なぜIoT機器はつながらないのか?
IoT機器がつながらない理由は、いくつかあります。機械そのものの問題のときもあれば、インターネット環境や設定の問題のときもあります。
原因を知ることで、簡単に直せることも多いので、順番に見ていきましょう。
Wi-Fiの設定ミス
ほとんどのIoT機器はWi-Fiに接続してインターネットを使います。そのため、Wi-Fiの設定を間違えていると機械はつながりません。
たとえば、パスワードを間違えていたり、違うネットワークを選んでいたりすると接続できません。また、機械によっては2.4GHzの電波しか使えないものもあるので、ルーターの電波の種類を確認して接続しましょう。正しい情報を入力し直すとたいていは解決します。
電波の干渉や距離の問題
Wi-Fiの電波は、壁や家具で弱くなることがあります。また、電子レンジやコードレス電話などの影響で電波が不安定になることもあります。機械がルーターから離れすぎていると、うまくつながらないこともあります。
この場合は、機械をルーターの近くに置くか、Wi-Fiの中継器を使って電波を強くする方法があります。
機械のソフトウェアやプログラムの問題
IoT機器は、中のプログラムで動いています。このプログラムに不具合があると、接続がうまくいかないことがあります。スマートフォンのアプリや公式サイトから最新のプログラムに更新するだけで、つながらなかった問題が直ることもあります。
セキュリティ設定による接続制限
Wi-Fiルーターには、不正アクセスを防ぐための設定があります。これが原因で、新しい機械や特定の機械がつながらないことがあります。
たとえば、登録されていない機械を弾く設定がオンになっている場合です。この場合は、ルーターの設定を確認して、必要なら機械を登録しましょう。
機械の互換性や仕様の違い
すべてのIoT機械がすべてのルーターやネット環境で動くわけではありません。特定のルーターと相性が悪い場合や海外製の機械で日本のWi-Fiに対応していない場合もあります。このときは、メーカーの公式サイトで対応状況を確認するか、別のルーターで試してみるといいでしょう。
まとめ
IoT機器がつながらない原因は、
Wi-Fiの設定ミス
電波の弱さや干渉
機械のプログラムの不具合
セキュリティ設定
互換性の問題
など、さまざまです。
でも、一つずつ確認して対策すれば、多くの場合は簡単に直せます。すべて見直してもつながらないときは、機械の対応状況を確認したり、メーカーに問い合わせてみましょう。
弊社では、IoT機器を販売・開発しております。ご相談やご質問をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。