新生活を始めるにあたって、家電選びは重要な課題です。
近年注目を集めているIoT家電は、従来の家電とは一線を画す機能で生活をより便利で快適なものにしてくれます。しかし、種類豊富なIoT家電から最適なものを選ぶのは容易ではありません。
そこで今回は、新生活に役立つIoT家電の選び方と、IoT家電をご紹介します。さらに、導入する際の注意点も解説しますので、理想のスマートライフを実現しましょう。
- 目次
-
- 1.自分に合ったIoT家電を見つける
- 1.どんな生活を送りたいか
- 2.ライフスタイルに合った機能を選ぶ
- 3.主要な家電メーカーの製品を揃える
- 4.セキュリティ対策もしっかりと
- 5.予算を決めておく
- 2.IoT家電
- 1.スマートスピーカー
- 2.ロボット掃除機
- 3.洗濯機
- 4.冷蔵庫
- 5.エアコン
- 3.導入する際の注意点
- 1.Wi-Fi環境
- ・確認すべきポイント
- ・対策
- 2.セキュリティ
- ・対策
- 3.ランニングコスト
- ・確認すべきポイント
- ・対策
- 5.まとめ
あなたに合ったIoT家電を見つける
どんな生活を送りたいか
まず、どのような生活を送りたいかを明確にしましょう。例えば、
- 忙しい朝を効率化したい
スマートスピーカーで家電を操作し、音声でコーヒーメーカーを起動したり、音楽を流したりできます。
- 家事を楽にしたい
洗濯機が自動で洗剤を投入し、乾燥までしてくれるモデルや、ロボット掃除機が部屋を隅々まで掃除してくれるモデルは、時間と労力を大幅に節約できます。
- 電気代を節約したい
エアコンや冷蔵庫が、使用状況に合わせて賢く運転してくれるモデルは、電気代を抑える効果が期待できます。
- セキュリティを強化したい
スマートカメラで外出先から自宅の様子を確認したり、ドアロックを遠隔操作したりすれば、防犯対策に役立ちます。
ライフスタイルに合った機能を選ぶ
IoT家電を選ぶ際には、まず自分のライフスタイルに合った機能を選ぶことが重要です。
例えば、共働きで帰宅時間が遅い方には、帰宅前にエアコンを自動で起動して部屋を涼しくしておける機能が便利です。また、一人暮らしの方には、外出先から洗濯機の操作や電気の消灯ができる機能が役立つでしょう。
主要な家電メーカーの製品を揃える
IoT家電は、メーカーによって独自の規格や通信方式を採用している場合があります。
異なるメーカーの製品を組み合わせて使用したい場合は、事前に互換性があるかどうかを確認する必要があります。主要な家電メーカーは、複数のIoT家電製品をラインナップしており、互換性も考慮されています。
セキュリティ対策もしっかりと
インターネット接続機能を持つIoT家電は、セキュリティ対策も重要です。
最新のセキュリティ対策が施されている製品を選ぶことはもちろん、パスワードの定期的な変更やファームウェアのアップデートなど、ユーザー自身も適切な対策を講じる必要があります。
予算を決めておく
IoT家電は、従来の家電と比べて価格が高い傾向があります。
予算を決めずに色々と検討していると、必要以上に高価な製品を購入してしまう可能性があります。事前に予算を決めておくことで、無駄な出費を抑えることができます。
IoT家電
スマートスピーカー
- Amazon Echo Dot
- Google Nest Mini
ロボット掃除機
- ルンバ i7
- ロボロック S7 MaxV Ultra
洗濯機
- パナソニック NA-FWX100H
- 日立洗濯乾燥機 BW-DX120G
冷蔵庫
- シャープ SJ-GX55E-B
- パナソニック NR-F605GTX
エアコン
- ダイキン うるさらX
- 三菱電機 霧ヶ峰
上記以外にも、様々なIoT家電が販売されています。家電量販店などで実際に触って比較し、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
導入する際の注意点
Wi-Fi環境
IoT家電はWi-Fi接続でスマートフォンやスマートスピーカーと通信するため、安定した通信環境が必要です。
・確認すべきポイント
- Wi-Fiの周波数帯
2.4GHz帯と5GHz帯のどちらに対応しているか確認が必要です。5GHz帯は2.4GHz帯よりも通信速度が速く、干渉を受けにくいというメリットがあります。
- Wi-Fiの規格
IEEE802.11b/g/n/ac/axなどの規格に対応しているか確認が必要です。最新規格であるWi-Fi 6 (IEEE802.11ax)は、より高速で安定した通信が可能です。
- Wi-Fiの電波強度
電波強度が弱い場所では、通信速度が遅くなったり、接続が切断されたりすることがあります。電波強度を確認するには、スマートフォンのWi-Fi設定画面などで確認できます。
- Wi-Fiルーターの設置場所
Wi-Fiルーターは、設置場所によって電波の強弱が変わります。壁や床から離し、障害物の少ない場所に設置するのがおすすめです。
対策
- 上記のポイントを確認し、必要に応じてWi-Fiルーターの設定を変更したり、中継機を設置したりして、電波環境を改善しましょう。
- メッシュネットワーク対応のWi-Fiルーターを使用すれば、家中をWi-Fiでカバーすることができます。
セキュリティ
IoT家電はインターネットに接続するため、セキュリティ対策が重要です。
・対策
- ファームウェアを常に最新の状態にアップデートする
ファームウェアアップデートには、セキュリティ対策が含まれている場合があります。
- パスワードを定期的に変更する
初期設定のパスワードは推測されやすいため、複雑なパスワードに変更しましょう。
- 暗号化通信を利用する
WPA2-AESなどの暗号化通信を利用することで、通信内容を保護することができます。
- ファイアウォール機能を利用する
ファイアウォール機能を利用することで、不正なアクセスを防ぐことができます。
- セキュリティソフトを利用する
セキュリティソフトを利用することで、ウイルスやマルウェア感染を防ぐことができます。
ランニングコスト
IoT家電は、電気代や通信費など、従来の家電よりもランニングコストが高くなる場合があります。
・確認すべきポイント
- 電気代
省エネ性能の高いモデルを選ぶと、電気代を抑えることができます。
- 通信費
通信費は、月額数百円程度です。データ通信量が多い場合は、データプランを検討する必要があります。
対策
- 電気代や通信費を比較して、コストパフォーマンスの高いモデルを選びましょう。
- 省エネモードを活用することで、電気代を節約することができます。
まとめ
IoT家電は、新生活をより快適で便利にしてくれる可能性を秘めた製品です。
上記で紹介したポイントを参考に、自分のライフスタイルに合ったIoT家電を選んで快適な暮らしを実現しましょう。
これらの技術を活用することで、私たちはより健康で充実した生活を送ることができるでしょう。
弊社では、IoT機器を販売・開発しております。ご相談やご質問をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。
LINEでのお問い合わせもお待ちしています。ぜひ、友達登録をしてお問い合わせください。