
けがをしたときや小さな切り傷ができたときに、「絆創膏(ばんそうこう)」を使いますよね。でも、絆創膏を貼ったあとにはがしてみると、傷のまわりの肌が白っぽくなっていて、「あれ?これって大丈夫なの?」と不安になることがあるかもしれません。
今回は、どうして絆創膏をはがすと肌が白くなるのかについてお話していきます。
- 目次
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- 1.肌が白くなるのはなぜ?
- 2.肌が白くなる2つの理由
- 3.もとの肌にもどるまでどれくらい?
- 1.早くもとに戻すにはどうするの?
- 4.まとめ
肌が白くなるのはなぜ?
絆創膏をはがしたあと、まわりの肌とくらべて白く見えることがありますよね。でも、それは肌がけがをしているわけでも、弱っているわけでもありません。実は、絆創膏の中で肌がちょっとだけ変わっただけなのです。
たとえば、長いあいだ水に手をつけていると指先がしわしわになることがありますよね。それと少し似ています。肌が空気にふれず、水分がたまりすぎたことで見た目が白くなってしまうのです。
肌が白くなる2つの理由
まずひとつ目の理由は、「空気にふれなかったから」です。
普段、私たちの肌は空気といっしょに過ごしています。空気にふれることで、肌の中の水分はうまく出たり入ったりしています。でも、絆創膏をぴったり貼ると、その部分は空気にふれません。そうすると、水分のバランスがくずれてしまって、肌がふだんとはちがう見た目になってしまうのです。
もうひとつの理由は、「肌がふやけたから」です。
絆創膏の中は、とてもむし暑くなりやすいです。汗や水分がこもると、肌がふやけてしまいます。ふやけた肌はやわらかくなって、少し白っぽく見えることがあります。
もとの肌にもどるまでどれくらい?
白くなった肌は、たいていの場合は半日くらいで長くても1~2日で元にもどります。何もしなくても自然に治っていくので、あわてなくて大丈夫です。ただし、その間はこすったり、強くさわったりしないように気をつけましょう。やさしく見守ってあげることが大切です。
早くもとに戻すにはどうするの?
絆創膏をはがしたあと、肌をやさしく洗ってあげましょう。ぬるま湯を使って、石けんをつけずにやさしく流すだけで大丈夫です。そのあと、やわらかいタオルでぽんぽんと水気をとってください。こすらないように注意しましょう。
それから、肌をしばらく空気にふれさせてあげるのも大事です。風にあたることで、肌の調子はだんだんと元にもどっていきます。
まとめ
絆創膏をはがしたときに肌が白く見えるのは、空気にふれなかったり、少しふやけてしまったからなんですね。
もし、絆創膏の中がじめじめしてきたら取り替えてあげるのもいいかもしれませんね。空気が通りやすいタイプの絆創膏を選ぶのもいいかも!
怪我したら絆創膏を使うので清潔に使って早く治していきましょう。
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