近年、地球温暖化の影響による猛暑日が増加しており、熱中症のリスクが年々高まっています。特に、屋外で働く人や高齢者、子供などは熱中症の被害を受けやすいと言われています。
今回は、熱中症とは何かと熱中症対策におすすめのIoTをご紹介します。
- 目次
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- 1.熱中症とは
- 1.熱中症の危険性
- 2.IoTで熱中症対策
- 1.WBGT環境モニタリングパッケージとは?
- 2.暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは
- 3.まとめ
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。
症状は、めまいや頭痛、吐き気、筋肉のこむら返り、体が熱いなどがあり、重症化すると意識障害やけいれんを起こすこともあります。
熱中症の危険性
熱中症は、放置すると重症化して最悪の場合は死に至ることもあります。特に、以下のような場合は危険性が高くなります。
- 乳幼児
- 高齢者
- 持病がある人
- 暑さに慣れていない人
また、気温や湿度が高いだけでなく、日差しが強い、風通しが悪いなどの環境も熱中症の危険性を高めます。
熱中症を予防するには、こまめに水分と塩分の補給を心がけ、涼しい服装で過ごし、直射日光を避け、エアコンや扇風機などを活用して室温を下げることが重要です。
IoTで熱中症対策
近年、熱中症対策としてIoT技術を活用した様々なソリューションが注目されています。
弊社でも、熱中症対策としてのIoT製品「WBGT環境モニタリングパッケージ」を開発しています。
WBGT環境モニタリングパッケージとは?
WBGT は、熱中症患者発生率との相関性が高いとされています。
環境モニタリング(WBGT)パッケージを活用すれば、室内のWBGT上昇をいち早く検知し、空調の強化、適切な休憩の促し、室内の滞在人数削減などの迅速な対策を講じることができます。
オプションのCO2センサーを併用することで、換気の必要性を可視化し、室内の密閉度合を把握することができます。
暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは
気温が高いときだけではなく、湿度が高いときも汗が蒸発しにくくなり、体温が上昇して熱中症が発生しやすくなります。また、直射日光や照り返しを避けるだけでも体感温度は大きく変化します。
熱中症の原因となる暑さの要素、気温・湿度・輻射熱・気流を総合的に考慮した指標を「暑さ指数」(WBGT:湿球黒球温度)といいます。
まとめ
熱中症は、適切な対策を講じなければ重篤な症状を引き起こす可能性があります。WBGT環境モニタリングパッケージを導入することで、熱中症リスクを早期に発見し、効果的な対策をとることができます。
熱中症対策にお困りの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
離れた場所や1日の推移など色とグラフでイメージが可能な熱中症対策になる環境モニタリング(WBGT)パッケージを販売しています。
FireDogの詳しい説明は下記ページをご覧ください。
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