限られた予算内で安全管理対策に成功
岐阜県にある樹脂製品等や自動車用ファスナーの製造会社様からお問い合わせがありました。
導入前の課題
ボルト・ナットの焼入れ工程で加熱炉内のRXガス発生による火災事故が関連会社で発生しました。
製造会社様の安全管理推進部署より大事故を未然に防ぐ為の対策を行うように工場監督者に指導があったようです。
工事内容
工場によっては24時間体制で生産稼働しています。
万が一火災の危険性があった場合は夜中であっても早期に対策を行い大きな被害を未然に防ぐ為の手段を模索しておられました。
限られた予算内で安全管理をしたいが他社メーカーに見積を依頼しても大幅に予算を上回る製品しかなく困っておられました。
工場監督者様にMTLの火災検知システムの下記の特徴と価格をご紹介させて頂きました。
- 火災検知時間の大幅な短縮
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→ダクト内の温度と一酸化炭素濃度を監視します。
防火ダンパー以降の火災を含め、ダクト全域の早期検知出来ます。
- 設置工事が簡単
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→センサをダクト出口付近に設置するだけで、すぐに運用できます。
- 遠隔地でも監視できる
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→クラウド一括監視が可能なので離れた所からもリアルタイムに確認できます。
上記の機能と導入価格にご納得を頂きました。
施行で苦労した点
ガスを検知する数値を適切にするための『実証実験』に少し苦労しました。
お客様のご協力を頂き試行錯誤しましたが適切なガス検知数値を探り当てることができました。
今後の展開
工場設備は工場内で生産するモノや働く人が変動する事で常に更新が必要です。
旧設備、新設備など、工場内にある多数設備を全て把握出来る管理者がいればとても良いと思いますが、大きな工場となると難しいケースが多いようです。
ミナミテクノは工場の付帯設備に特化した知識と経験がありますのでこの経験値を活かし是非皆様のお力になりたいと考えます。
ダクト火災を防ぎたい方は、お気軽にお問い合わせください。
- 工場内の設備に関する管理方法などのノウハウがない方
- 会社に管理を任せれたが会社に相談出来る上司がいない方