消費電力のデマンド制御で電気料金の削減に成功
岐阜県にある某介護施設様にて電力制御の修理改修を行いました。
導入前の課題
某介護施設様にてデマンド制御をしていました。
シーケンサーという機器で制御を行っていたが昨今の半導体不足で納期が数か月後かかると言われ、夏場に向けて高騰する電気料金の削減と合わせて何とかできないかと相談を受けました。
工事内容
現地を確認したところ制御を3グループに分けて行っていました。
消費電力がデマンド注意状態になってから10分後に1/3、さらに10分後に1/3、5分後に残りの1/3の制御になっていました。
そこで写真の丸いタイマーを駆使して上記の状態を設計しました。
現地で配線を行い工事完了後のテストでは、190kwのデマンドがフル制御時には80kwまで下がりました。
- デマンドとは
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デマンドとは、「需要、要求」という意味があります。
一般的にデマンド値というと「使用電力の瞬時値」といいますが、電力会社との取引に使われるデマンド値は、「30分間における平均使用電力(稼働不可の平均容量)」をいいます。