
みなさんは「プログラミング」という言葉を聞いたことがありますか?
ゲームやアプリ、ロボット、ホームページなど私たちの身の回りにある便利なものは、すべてプログラムで動いています。そのプログラムを書くために必要なのが「プログラミング言語」です。これは、人間の言葉とコンピューターの言葉をつなぐ架け橋のようなものです。
- 目次
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- 1.プログラミング言語ってなに?
- 2.プログラムにはどんな言語があるの?
- 1.Python
- 2.JavaScript
- 3.Java
- 4.C言語 / C++
- 5.Scratch
- 3.どうやって選べばいいの?
- 4.まとめ
プログラミング言語ってなに?
プログラミング言語は、コンピューターに「これをやってほしい」と伝えるための道具です。
私たちが日本語や英語などで会話するように、コンピューターとも専用の言葉で会話します。この言葉がないとコンピューターは何をすればいいのか分かりません。
だから、プログラミング言語はコンピューターに命令を伝える大事な橋の役割を持っています。
プログラムにはどんな言語があるの?
プログラミング言語にはたくさん種類があります。作りたいものや使う場面によって、使いやすい言語が違うからです。
例えばゲームを作るときに向いている言語もあれば、家電や機械を動かすのに適した言語もあります。代表的なものをいくつか見ていきましょう。
Python
Python(パイソン)は、書き方がシンプルで分かりやすく、初心者に人気のある言語です。AIやデータ分析など、今も多くの分野で使われています。文の書き方が簡単なので、レゴブロックを組み立てるように順番に考えてプログラムを作ることができます。
JavaScript
JavaScript(ジャバスクリプト)は、ウェブサイトを動かすのに欠かせない言語です。ボタンを押したら画面が変わったり、アニメーションが動いたりするのは、ほとんどこの言語のおかげです。
Java
Java(ジャバ)は、幅広い分野で使われている言語です。スマホのアプリや銀行のシステム、家電の一部のソフトなどに利用されます。長い歴史があり、たくさんの企業や開発者に信頼されているのも特徴です。
C言語 / C++
C言語は「コンピューターにとっての基本の言葉」とも言われます。OSのカーネルやドライバなど、コンピューターの土台部分でよく使われています。C++はC言語の発展版で、大きなゲームや複雑なシステムを作るときに力を発揮します。
Scratch
Scratch(スクラッチ)は、子ども向けのプログラミング言語です。文字をたくさん書かなくても、ブロックをつなげるだけでプログラムを作れます。ゲームやアニメを作りながら、自然にプログラミングの考え方を学べるのが魅力です。
どうやって選べばいいの?
どの言語を選ぶかは「何を作りたいか」で決まります。
AIやデータを扱いたいならPython、ウェブサイトを作りたいならJavaScript、スマホアプリを作りたいならJavaが向いています。まずは興味がある分野を決めて、その分野に合った言語から始めると学びやすいです。
まとめ
世界中には、数百種類以上のプログラミング言語があると言われています。それぞれ得意な分野が違うためすべてを覚える必要はありません。大事なのは、何を作りたいかを考えて、自分に合った言語を選ぶことです。
プログラミングは難しそうに見えても、言語を知ることで一歩ずつ理解できるようになります。
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