
ドアノブにさわったとき、「バチッ」となってびっくりしたことはありませんか?セーターをぬいだときに、髪の毛がふわっと立ち上がったりすることもありますよね。
これは、すべて「静電気(せいでんき)」という現象なんです。
身近にあるのに、ちょっとふしぎなこの静電気。今回は、静電気がどうして起こるの、どうやって防げるのかなどを説明していきます。
- 目次
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- 1.静電気ってなに?
- 2.どうして静電気は起こるの?
- 1.どんなときに静電気が起きやすいの?
- 2.冬に静電気が多いのはなぜ?
- 3.静電気は痛いけど、こわくないの?
- 4.静電気を防ぐにはどうしたらいい?
- 5.まとめ
静電気ってなに?
静電気は、ふだん目に見えない電気の仲間です。
ふつう、物や人の体の中には、「プラス」と「マイナス」という2つの電気がバランスよくあります。でも、歩いたり服をぬいだりすると、物とこすれ合って、どちらかの電気がたくさんたまることがあります。これが「静電気」とよばれる状態です。
どうして静電気は起こるの?
人の体や物は、こすれることで電気をたくわえることがあります。
たとえば、毛布の上でゴロゴロしたあとに、金属にさわると「バチッ」とくることがありますよね。これは、体にたまった電気が一気に外に出たときに起こるんです。とくに、ナイロンやフリースなど、化学せいの素材は電気がたまりやすいです。
どんなときに静電気が起きやすいの?
静電気は、空気がかわいているときにとても起きやすくなります。
たとえば、冬の寒い日や部屋に加湿器をつけていないときなどです。逆に、空気に水分が多いと電気はにげやすくなるので、あまり静電気は感じません。また、絨毯の上を歩いたあとや毛布を使ったあとなども静電気が起きやすいタイミングです。
冬に静電気が多いのはなぜ?
冬は、空気がとても乾燥します。水分が少ないと電気が体にたまりやすくなります。また、冬に着る服はウールやフリースなど、静電気が起きやすい素材が多く使われています。そのため、冬は「バチッ」となることが多くなります。
静電気は痛いけど、こわくないの?
静電気で「バチッ」となるとちょっとびっくりしますし、少し痛いと感じることもありますよね。でも、ふつうの生活で起きる静電気は、それほど強い電気ではありません。なので、からだに大きな害があるわけではないので、大丈夫です。
ただし、パソコンやスマホなどの機械にはよくないのでさわるときには静電気に気をつけてあげると安心です。
静電気を防ぐにはどうしたらいい?
静電気を防ぐためには、まず空気をうるおしてあげることが大切です。
部屋の中では加湿器を使ったり、ぬれたタオルを干したりして空気をしめらせましょう。また、ナイロンなどの静電気が起きやすい服をさけるのもおすすめです。さらに、ハンドクリームをぬって手にうるおいをあたえると、静電気がおきにくくなりますよ。
出かける前に金属のものにそっとさわって、体の中の電気を先にぬいておくのもバチッとするのを防ぐコツです。
まとめ
静電気、バチっといきなり来るからびっくりしますよね。私も冬の間、ビビりながらモノに触っていました。
少しの工夫で静電気を防ぐことができるので試してみてください。ハンドクリームを使うのは手も潤うしいいですね。今日からできることをためして快適にすごしましょうね。
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