最近テレビで知ったんですが、水で動く電池があるんですね。
しかも、1滴で使えるってどういう原理??
なので、今回は水電池についてご紹介しようと思います。
- 目次
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- 1.電池ってなに?
- 2.水電池ってどんな電池?
- 3.水電池の良いところ
- 4.水電池のちょっと残念なところ
- 5.まとめ
電池ってなに?
まずは、電池とは何でしょうか。
電池は、電気のエネルギーをためておける小さな発電所のようなものです。
電池の中には、プラスの電気とマイナスの電気がぎゅっと詰まっています。この二つの電気は、お互いにくっつき合おうとしていますが、電池の中が仕切られているためくっつくことができません。
しかし、電池を何かに接続するとこの仕切りが壊れ、プラスの電気とマイナスの電気が勢いよくくっつき合おうとします。その際に、電気の流れが生まれて私たちが使う電気になります。
水電池ってどんな電池?
水電池は、水を入れると電気を出せる特別な電池です。見た目は、普通の乾電池と似ているものが多いですが、中身が全く違います。
水電池の中には、マグネシウムや炭素といった物質が入っていて、水と反応することで電気が生まれます。
マグネシウムと炭素の間に水が通る道のようなものがあります。ここに水を入れると、マグネシウムが水と反応して、小さな粒をたくさん出します。この小さな粒が、炭素の方へ移動していくときに、電気の流れができます。
この小さな粒の移動を、滑り台に例えてみましょう。
マグネシウムは滑り台のてっぺん、炭素は滑り台の底だとします。小さな粒は、滑り台を勢いよく滑り降りるように、炭素の方へ移動していきます。この滑り降りる勢いが、電気の力になります。
水電池の良いところ
水電池は、水さえあれば何度も使えるので経済的です。それに、液漏れする心配がほとんどないので、安心して使うことができます。また、燃えるゴミに出せるものが多いので環境にも優しいです。特に、災害の時など、急に電気が使えなくなった時に役立ちます。
水電池のちょっと残念なところ
水電池は、電力が弱いので大きな電気を使うものにはあまり合いません。それに、水が乾いてしまうと、電気が出なくなってしまうので水をこまめに足してあげないといけません。
まとめ
水電池は、水と化学反応を起こして電気を生み出すすごい電池でしたね。水があれば使えるので災害時や緊急時にいいですね。
コーヒーや雨水でも使うことができる水電池もあるので、非常持出バックなどに入れておくといざというとき安心ですね。
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