秋になると、街路樹や公園の木の葉が色づき、美しい景色になりますよね。この、葉の色が変わることを「紅葉」と言います。
皆さんは、紅葉見に行きますか?
私は、あまり見に行ったことはありませんが車で走っていると見える紅葉は毎年見ています。きれいですよね。
でも、秋になるとどうして葉っぱの色が変わるのでしょうか。気温に関係しているんですかね?
今回は、何で葉っぱの色が変わるかについてご紹介します。
- 目次
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- 1.なぜ色が変わるの?
- 1.葉っぱの色を決めるのは誰?
- 2.秋がくると何が起こるの?
- 2.赤くなる葉っぱと黄色くなる葉っぱ
- 3.まとめ
なぜ色が変わるの?
葉っぱの色は、葉っぱの中に含まれている色素によって決まります。
春から夏にかけて葉っぱが緑色に見えるのは、葉緑素(ようりょくそ)という緑色の色素がたくさん含まれているからです。葉緑素は、太陽の光を浴びて、植物が成長するために必要な栄養を作り出す大切な役割をしています。
葉っぱの色を決めるのは誰?
葉っぱの色を決めているのは、主に3つの色素です。
・葉緑素(クロロフィル)
緑色の色素で、光合成を行うために必要です。
・カロテノイド
黄色の色素で、葉緑素を補助する働きがあります。
・アントシアニン
赤色や紫色の色素で、植物を守る働きがあります。
これらの色素が、葉っぱの中にどのくらい含まれているかによって、葉っぱの色が決まります。
秋がくると何が起こるの?
秋が近づき、日が短くなると木は冬が来ることを察知します。冬は寒くて、葉っぱから水分をたくさん失ってしまうため、木は葉っぱを落とす準備を始めます。
葉っぱと枝の間には、離層(りそう)と呼ばれる壁ができ、葉っぱへの水の通り道がふさがれてしまいます。すると、葉緑素が壊れてしまい、緑色が薄れていきます。
葉緑素が少なくなると、それまで葉緑素の色に隠されていたカロテノイドの色が目立つようになり、葉っぱが黄色く見えるようになります。
また、秋の日差しを浴びることで、アントシアニンという赤い色素が作られることもあります。アントシアニンが増えると、葉っぱは赤く色づきます。
赤くなる葉っぱと黄色くなる葉っぱ
葉っぱが赤くなるか黄色くなるかは、葉っぱの種類によって違います。
・黄色くなる葉っぱ
モミジやイチョウなど、秋に黄色くなる葉っぱは、カロテノイドを多く含んでいるため、葉緑素が壊れても黄色い色が残ります。
・赤くなる葉っぱ
カエデやサクラなど、秋に赤くなる葉っぱは、アントシアニンを多く作り出すことができるため、葉っぱが赤く色づきます。
まとめ
紅葉は、冬に向けて葉っぱを落とすための準備なんですね。準備中にあんなにきれいな紅葉を見れるなんて最高ですね!!
今年から紅葉を見るときに木が冬の準備しているんだなって思いながら見てみようと思います。
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